こんにちは。オリジナルTシャツ・ポロシャツ作成のフロックアート、web店長のうっち~です。
仕事柄、プリントTシャツを見かけると「どんなプリントしてるんだろう?」とか「どこのシャツを使ってるのかな?」なんて気になってしまいます。
その多くは中国やバングラディシュで生産されているTシャツなのですが、先日某アーティストさんのライブで販売されていたMade in KoreaのオリジナルTシャツには少々驚かされました。
昔、まだ韓国の労働コストが安かった頃、日本でも大量に韓国製のTシャツが流通していた時代があったのですが、2014年の今、日本で韓国製Tシャツにお目にかかれるとは、、、いやはや恐れ入りました。
閑話休題。
本日のお話しはシルクスクリーンプリントで作るオリジナルTシャツに適したデザインについて、です。
要点をまとめるとこんな感じです。
・特色デザインで網点を使わない。
・(特に予算の制約がある場合は)プリントカラーを無駄に多くしない。
・極端に細かいデザインにしない、ただし書道の筆文字など一部例外がある。
シルクスクリーンプリントのデザインにおいて、一番重要なのは「特色」プリントであるという事です。
一般的に衣類のシルクスクリーンプリントは、紙などと比べて目の粗い素材にプリントを行うため、版に貼るスクリーンも目の粗いものを使用します。
そのため一つ一つの点(ドット)が大きくなり精細なフルカラー(4色分解)には適しません。
弊社を含めて、多くのプリント業者のインクカラーに「ブラック」と「グレー」(弊社ではライトグレーもあります)がラインナップされているのはそのためで、薄い網点の黒=グレーとはならないのです。
次のポイントは、プリント色数が多くなると、その分の版代やプリント料金がかかるため、価格が上がってしまう事です。
弊社では最大6色プリントまで対応できる設備がありますが、一つのデザインで6色全て占有されたお客様は記憶にありません・・・^^;
多くの場合、ご予算がある中でオリジナルTシャツを作成されると思います。
下地になるシャツの色もうまくデザインに組み込むなどして、減色していくとシルクスクリーンに適したデザインが出来上がります。
また、企業のロゴマークや写真をプリントする等、減色できないデザインにつきましては、フルカラー転写プリント等の他のプリント方法をご提案致しますのでお気軽にご相談下さい。
次のポイントは最初のポイントにも通じますが、「デザインは細かすぎずに」という事です。
デザインやプリントサイズにもよるので一概には言えないのですが、基本的に細すぎる線はプリントとして目立ちにくいものです。特にF1(前面中央)やB1(背面)等の大きなプリントの場合は、細い線でデザインを構築しても遠くからは見えにくいものになります。
マジックペンの「細」以上の太さを目安にして頂ければよろしいかと思います。
そして、もう一つ見逃しがちなポイントが「抜き」も細かくしないように、というものです。
例として「口(くち)」という漢字をプリントする場合を考えてみると分かりやすいと思います。
大きな文字で「口」とプリントするのは全く問題ないのですが、文字の大きさをどんどん小さくしていくと、そのうち文字の内側が潰れて「口」ではなく「■」になってしまいます。
クラスTシャツでクラスメイト全員のお名前をプリントするデザインの場合などには、お名前の文字が小さくなりすぎないように、デザイン上どうしても小さめの文字になる場合は潰れやすい(隙間が狭い)太文字系の書体を回避する等の工夫が必要になります。読めない文字では本末転倒になってしまいますからね。
同様にテニスラケットのガット部分などの小さな「抜き」が発生しやすいデザインも要注意です。
というお話しをしながら、実は例外的に細かくてもOKというデザインもあります。
代表的なものは「書道の筆文字」です。
書道の筆文字デザインは、墨の跳ねや掠れなどがないと全く雰囲気が出ません。
弊社ではご入稿頂いた原稿をできるだけ忠実に再現できるよう作業を進めておりますが、小さな小さな墨の跳ねや掠れによる「抜き」などを完全に再現する事は事実上不可能です。
極小ではない小型以上の掠れや墨の飛び跳ねは忠実に再現できますのでご安心ください^^
ただ、逆説的ではありますが、仮にデザイン中に多数ある極小の「抜き」の一つが潰れてなくなっても、極小の「飛沫」の形がほんの少し違っても、全体の雰囲気が再現されていれば「書道の筆文字」として成立します。
ちょっと乱暴な言い方ですが、完全再現ではなくても成立するデザイン、雰囲気を最優先できるデザインの場合に限っては超微細なデザインでも問題なくプリントが出来ます。
もしもご入稿頂いた時にちょっと厳しいかも?と感じた時には弊社から善後策をご提案致します。
また、このデザインは綺麗にプリントできるかな?と不安に思ったらお気軽にお問合せください。
デザイン(手書きのラフイメージでもOKです)をご送信頂いての無料相談も承ります。
※実際のデザイン作業や弊社で作成したイメージの提出はお申込みが確定されたお客様が対象となります。まだ申込むかどうか分からないけど試しにデザインだけして欲しいというご要望にはお応え出来ませんのでご了承ください。
うっち~でした^^
オリジナルポロシャツ作成のフロック・アート





































